オサムの言葉
（「オシムの言葉」？、事例紹介）

皆様 こんにちは。

今年は梅雨入りが早くて、びっくりしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

私は、最近早朝のウォーキングを再開しました。
自然に触れて、気持ちが良いですね。

前向きになりますね。アイデアが次から次に生まれてきますね。

ところで、政治の方は相変わらずですが、こうなったら政治に頼らずに、自分達のことは自分達でやっていくしかありませんね。

ということで、先月はいろんなところで講演会やセミナーをさせて頂きました。

まず、21日「商業界大分同友会」様の定期講演会ですが、こちらは50名近い参加者で、懇親会も大変盛り上がりました。

やはり、毎月定期的に実施されているので、参加者の意識が違います。懇親会では全員が交代で感想を発表され、多くの質問も出ましたし。

利根社長の継続の力ですね。ありがとうございます。
紹介を頂きました友延社長も、ありがとうございます。

9月13・14日の「商業界九州ゼミナール」（大分）の講演もしっかり準備いたします。よろしくお願い致します。

翌週にお伺いした、東京でのセミナーは、おかげ様で、こちらも盛況のうちに終わりました。

関東では無名の講師二人（田上氏とのコラボセミナー）でしたが、意外と関東の方では、ランチェスター経営をされている方が少なく思っていた以上に反響を頂きました。

参加者のお一人から埼玉での講演の御依頼も頂きました。
ありがとうございます。

一方、北九州（小倉）での「社長塾」もスタートしました。私のクライアント様に場所を提供して頂きましたので、毎週水曜日の午前9時から2時間実施させて頂いております。終わった後は、皆さんと、「ランチミーティング」を実施させて頂いております。

こちらは、若手の経営者が多くて活気がありますね。
（出張の「社長塾」を希望される方は御相談下さい。場所と、5名様メンバーが集まれば可能です。）

一方、先月からスタートしました「ドラッカーとランチェスター」セミナーは、ドラッカーブームのおかげで人気が高いですね。

ランチェスター経営・竹田先生が作成したＣＤを使ったセミナーですが、オリジナルの「ワーク」を入れて、「自社の強みは何か」、「お客はどこにいるのか」を改めて考える時間を設けています。

ランチェスター戦略の復習にもなりますね。

そのあと、希望者の方と「ランチミーティング」をするのですが、ここで、異業種の経営者から意外なことに気づかされるがあります。

土曜日や日曜日の午前中の時間を有意義に使えるセミナーになっております。ぜひ、お気軽にお越し下さい。（2時間×2回で完結）

ところで、最近の傾向は、震災以降の自粛ムードで、小売店、飲食店の客数が激減していることで、新規のお客様を如何に増やしたらよいかというお問い合わせが多いことです。

リアルの営業では、ポスティングが最も費用がかからずに、効果的でしょう。
ただ、闇雲やったのでは上手く行きません。

1. まず、「地域戦略」をじっくり研究して、エリアをしっかり決める。
    
2. 次にターゲットとする「お客様」に、読んでいただけるチラシを作る。
    
3. 最後は、「配布回数」を増やすことですね。

では、どれだけ増やしたらよいのかですが、

それは、効果は配布回数の「二乗」に比例しますので、とにかく「回数」を増やすことですね!

回数を増やしますと、費用と時間もかかりますので、「格安」で出来るチラシと、限られた人員で出来る「仕組み」が必要です。

ネットでは、基本的にメルマガやブログが有効ですが、これからはソーシャルネットワーク（フェースブックやツイッター等）との「連動」が必要になってきます。

私は、この数ヶ月でこの手のセミナーに7回参加して、本も10冊以上読んで、ようやく全体の「仕組」が出来つつあります。これまでには、何度もテストを行って、失敗も沢山してきました。

特に、フェースブックは、機能が豊富な上に、発展性がありますので、メルマガ、ブログに続き画期的な営業ツールになって来るでしょう！

しかし、大事なことはこの「組合せ」ですね。しかし、フェースブックは、奥が深いですね！

最後に、リアルでもネットでも大事なことは、「顧客管理」と「交流」でしょう。

いかに多くの人と友達になっても、自らのビジネスに関係のある人が少ないとビジネスでは活かせません。

自らのビジネスに活かせるお客様といつでも交流が出来るようにしておくために、リアルでの「顧客台帳」（紙ベース）と、ネットでは、「メールアドレス」が必要になってきます。

客層がある程度若い場合は、「携帯のメールアドレス」を如何に取得するかも大事になってきます。

居酒屋、ゴルフバーや、エステ、岩盤浴、食品スーパーでは、携帯メルマガが有効ですね。スピーディーに格安に、情報提供できます。

「今日は、雨につき、先着5組さまに生ビール1杯100円！」などと、自分の携帯から登録した顧客に発信出来ます。
例え、1,000人以上でも！どこからでも！

また、ハガキやＤＭが出しづらい業種（スナック、クラブ、キャバクラ、エステ、美容外科等）では、必須のアイテムですね。

携帯の販売促進については、いくつかコツがありますので御相談下さい。
私も、最初は何度も失敗しましたが、ポスティングと同様に「コツ」があります。

今日は以上です。

このたび、東日本大震災による自粛ムードで売上急減企業が、ネットとアナログを使って売上を回復させる営業戦略セミナーを開催いたします。

今回は、ホームページ集客専門コンサルの田上恭由（たがみやすゆき）氏と一緒に、コラボセミナーを開催することにしました。

ある店舗が、リーマンショックによる売上ダウンで困った時に取った、チラシを手配りで行うという戦術は、１年で売上5倍という結果をもたらしました。

また、3年前、天神地区にある店舗もホームページを修正したことで、問い合わせが約10倍に増えました。

今回は、この売上急減の状況を乗り切っていただくために、講師2名分のセミナーを1回分の料金でご参加いただき、一気に回復を目指していただくためのセミナーを開催させていただきます。

本セミナーをお聞きいただくことで、

•  売り込まないのに来店。1枚1円で作る激安カラーチラシの作り方
•  明日から電話がかかる。ホームページで問い合わせを増やす方法
•  営業戦略4ステップの再構築。見込み客獲得から紹介獲得まで！
•  メルマガ、ハガキ、携帯メール。誰でもできる顧客激増の実例紹介

などが分かるようになります。

このセミナーをお聞きになった方からは、

「やはりプロの見方はすごい！」（行政書士）、

「まず何をしたらいいのかということを、具体的に教えて頂いた」（販促コンサル）、

「これからは営業マンより買う人がホームページで選ぶ時代であるというのが共感できた」（システム開発）

「おかげ様で、新規の営業はホームページだけで、この分が利益に貢献しました」（飲食店オーナー）

「地域戦略って大事ですね。赤字の会社が黒字を維持出来るようになりました」（エステオーナー）

などの感想を頂いております。

なぜ、講師2名なのに1名分の3,000円で、かつ3時間もの長丁場のセミナーとなっているかと申しますと、私たちのコラボセミナーは初めてだからです。このため、次回以降開催する場合は、この料金ではできないかも知れません。なお、全て実証済みの方法ですので、内容は太鼓判を押します。

追伸 お席は30席ご用意しましたが、残り22席となっております。

今すぐお申し込み下さい。

大手企業はリーマンショック後、業績を大幅に改善した。
中には、過去最高の利益を発表した企業もある。

しかし、そのほとんどは政府の経済政策とコストの削減が中心。
そして、そのしわ寄せは我々中小企業に！

そんな中で、政局は依然として混迷を極めている。
政権与党も野党も、これといった決め手が無い。
リーダーシップも期待できない。

先が見えない中で、我々は中小企業はどうしたらよいのか？
このまま、じっと耐えて待っていれば良いのか？

しかし、こんな不況期においても、利益を出し続けている会社があります。

リーマンショック前に創業したエステサロン。
立地は、ターミナル駅から歩いて１５分以上。
幹線道路から一本入った裏通りのマンションの１階。

チラシをいくら撒いても一人もお客様は来ない。
タクシーにも豪華な小冊子を入れた。

来るのは、営業マンだけ。

開店時から客数は減り続け、ついに従業員の給与も払えない状態に。
確かな技術を身につけて、今までこの業界で一定の成果を出してきたのに。

自信がだんだんと無くなっていった。
従業員とも上手く行かなくなっていく。

一方、リーマンショック後にオープンしたゴルフバー。
立地は、地方の駅前商店街の外れ。

しかも、ビルの地下１階。

地道に貯金した大金をつぎ込んだ。
オープン当初は、物珍しさでお客で賑わった。

しかし、３ヶ月もすると、店内には閑古鳥が鳴き始めた。

タクシーの中に豪華な小冊子を入れたが効果が無い。
フリーペーパーにも広告を入れたが、その時だけ。
だんだん効果が無くなった。

自分は、飲食業の経験が全く無かったので、無理なのかと反省をした。

建築業界で働いていた若者は、公共工事が減っていく中で将来に不安を感じていた。
勤務先のオーナーの娘と結婚して、子供も出来ていた。

ある時、映画を見ていて「讃岐うどん」の職人にあこがれた。
その若者は、奥さんに了解を得て、単身讃岐うどんの修行に出た。

家を半年近く開けた。子供はまだ幼稚園に行く前だった。
修行を終え、帰ってきてお店を出そうと思ったが何から手を付けてよいかわからない。

開業に当たって何をすればよいのか。立地はどこにするか。
店舗はどこに頼めばよいのか。

人はどうして採用するのか。教育は？
お客様はどうして集めるのか。メニューは？

考え出したら、きりが無いのでとりあえず行動した。

彼ら、彼女らは現在、他人がうらやむような繁盛店を経営されています。

最初のエステは、売上が当初の１０倍になりました。
施術の予約を１回外すと、次の予約がなかなか取れない状態。
広告は月間２万円以内でまかなっております。
おかげで、利益もここでお話できないくらい出ています。

ゴルフバーは、今ではホームページだけで集客をしています。
素人集団だったお店は、オーナーがいなくても回るようになっています。
現在は２号店、３号店の計画に集中しています。

讃岐うどん屋は、本当に立地が悪いのに、遠方からも多くのお客様がおみえになります。
将来、独立を考えている従業員も入って、お店は活気に満ち溢れています。

ここは、オープン以来一度も広告をしていません。
しかし、いろんな雑誌やテレビが取材に来てくれます。

当初、オーナーは既存客に迷惑になるからと取材は全てお断りしていました。

以上、小さなお店の事例をご紹介させて頂きましたが、これ以外にもチェーン展開をされている製造小売店、老舗の小売店、等。

共通していることは、

1. まず、「自社の置かれている状況」を冷静に見つめなおしたこと。
2. 次に、成功している店舗に共通する「原理原則」を素直に学んだこと。
3. 最後に、それらのことを「成文化」（紙に書く）して、全従業員に徹底したこと。

多くの社長様は、毎日身を削る思いをしながら経営をされていることでしょう。
しかし、上手く行かないのは何か根本的なところが間違っているのではないでしょうか？

この不況期こそ、経営の原点を見直す「チャンス」ではないでしょうか？
ぜひ、このDVDを何度も聞かれて自社の経営の見直しをして頂ければ幸いです。

きっと、打開策は見つかります。

皆様 こんにちは。
最近、早朝の散歩を再開しました。

朝5時50分に起きて、約15分歩きます。まだ、暗いのですが気持ちが良いものです。

しかし、会社に来るとくしゃみが出ます。
もしかして花粉症？

ところで、先週は同友会の「経営指針作成セミナー」の受講生に対するフォローセミナーが行われました。

過去3期の受講生23名が集まっての合同勉強会でした。
林田さんの経営戦略の講義は、フレームワークが盛り沢山で私も忘れていたことを復習することが出来ました。

ポーターにアンゾフに、ドラッカーまで、そして極めつけはランチェスター戦略。ありがとうございます。

ところで、このブログも今回から原点に帰りまして、ランチェスター戦略の肝の部分を少しずつお話させて頂きたいと思います。

それでは、はじめましょう！

皆様 おはようございます。

今日の日経新聞に上場企業の2010年4～12月期の連結決算が発表されていました。

それによると、連結の経常利益は、前年同期に比べて81％増えたとのこと。

詳しくは、日経紙面をご覧になって頂くとして、私が注目したのは「ランキング」とその中身です。

• 1位の「NTT」と2位の「NTTドコモ」は前年同期と同じ。3位は「ホンダ」、
  4位は「トヨタ」。5位「日産」、6位「三菱商事」、7位「ソフトバンク」、8位「日立」、9位「国際石開帝石」、10位「ＫＤＤＩ」。
   
• 「ホンダ」は、「トヨタ」の約半分の売上なのに、経常利益では「ホンダ」が「トヨタ」を上回っております。

なぜでしょうか？

• 7位（昨年も7位）に「ソフトバンク」が入って、「ＫＤＤＩ」は10位（昨年4位）。
  ｉｐｈｏｎｅの効果でデータ通信の収益が増えたとはいえ、売上高では大きな差があります。

なぜ、「ソフトバンク」の経常利益が「ＫＤＤＩ」を上回ったのでしょうか？

• 「日立」は、昨年は525億円の赤字で、ランキング外でしたが、今年は3,708億円の黒字で、一気に8位に浮上。「Ｖ字回復」を果たしました。
   
• ランキング外ですが、「日立」の売上の半分以下の「三菱電機」の収益も注目してください。圧倒的な利益性の良さが見受けられます。 

なぜなのでしょうか？ 

これらのことは、定期的に行われますセミナー（アクロス福岡）や、当社で開く「社長塾」、あるいは「再生塾」でいつもお話させて頂いております。

実は、これらの会社では「一定の原則」に沿って会社経営が行われているのです。あるいは、「大きく軌道修正」をされているのです。

「エコカー減税」や「エコポイント」が、自動車業界や電機業界、家電量販店に追い風になっていることは確かです。しかし、その中でも格差が生まれております。

• 「ホンダ」は得意な車種に絞って、北米では小型車のシェアが「トヨタ」を上回って
  います。ホンダが力を注いできた「Ｆ１」からも撤退を致しました。
   
• 「ソフトバンク」は、以前の「ボーダフォン」で電波が届かない地域がまだまだありますが、「ｉｐｈｏｎｅ」に集中して「一点突破」で強力なライバルがいる携帯市場で着実にシェアを伸ばしております。
   
• リーマンショック後、過去最悪の赤字を出した「日立」は、「選択と集中」を行い、
  一気に「Ｖ字回復」を果たしました。
   
• 「三菱電機」は従来より、得意な分野に集中したため、リーマンショック後に大手電機
  各社が赤字の時に、唯一黒字を維持しました。
  「ディーガ」という携帯を私も使っていましたが、携帯電話からも撤退しました。
  洗濯機も製造を中止しました。
   
• ランク外ですが、家電量販店の「ケーズデンキ」の経常利益は２倍に迫り、過去最高を
  更新しました。
   
• 同じくランク外ですが、関西の家電量販店「ジョーシン」は、関西に店舗が集中して
  いますが、全県に店舗を有する「コジマ」に肉薄しております。当然利益率も良好です。

これらは、大手の企業ですが、「ある法則」に照らせば全て説明がつきます。

３年前に、秋葉原で大手家電メーカー様を対象に講演をさせていただきました。
その時に、「これから伸びる家電量販店はこの３社です」とお話をさせていただきましたが、まさにその通りに推移しております。 

これらの「原理原則」を踏まえて、私たち中小企業が取るべき「戦略」とは？

毎月、定期的に当事務所にて「社長塾」、またはランチェスター経営様で「再生塾」をさせて頂いております。

良かったらお越し下さい。

意外とシンプルに、頑張らなくても利益が生まれて、会社も良くなり、社員も生きがいを持って働ける会社ができます。