オサムの言葉
（「オシムの言葉」？、事例紹介）

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
 

私は元々家電量販店に約２０年間以上勤務をしておりましたので、正月をゆっくり取った記憶はほとんどありません。   おかげ様で、今年も元旦は休みましたが、２日から一人で事務所に閉じこもって仕事をしております。 休めない体質になっております。  
 

正月の事務所は誰もいなくて、たまに携帯に電話がある位で集中出来ます。そこで、パソコンのファイルを整理していると、昨年の「経営計画書」が出てきました。  私は以前の勤務先では、期初に全社の「経営計画書」を、そして毎月の「営業方針書」、そして「各事業部の事業計画書」を作成しておりましたので、意外と簡単に出来ました。  改めて見るとこれが意外と実現できているからびっくりです。独立してから変わったことは、「手順書」を追加したことと、実行の「チェックリスト」を作ったことです。  これは、非常に効果的でした。
 

ともすると人間は楽をしようとするものですが、この「手順書」と「チェックリスト」があると、意外と長続きするものです。 毎日するべきこと、１週間にすべきこと、そして１ヶ月にすべきことが明確になっていて、それがさらにグラフ化していると効果的です。 ３ヶ月単位の四半期目標と１年後、３年後、１０年後の計画も作成します。   
 

今日は一般的に「仕事初め」ですが、私は２日から仕事をしておりますので、朝からフル回転で仕事をしております。 まずは、９時からM＆Aが専門の社長に、私のクライアント様を紹介して初仕事です。上手くマッチングが出来ると良いのですが、何しろスケールが大きい。 そして、１０時半には別のクライアント様を紹介して、取引先の新規開拓のお手伝いです。 どちらも、明日、また細かい打合せを行います。 
 

午後からは、昨年末から取り組んでおります「飲食店の再生」に取り掛かりました。まずは、自ら試食に！まだまだ、「お客様創り」の気持ちが社員に浸透しておりません！具体的なアドバイスを３つほどして事務所に。そして、皆様が静かなこの１月から、積極的に打って出ます。まずは、新規客を一定数確保するまでは、費用を使って「お客様創り」をします。
 

  新聞に記事広告を、さらにターゲットを絞ってフリーペーパーに掲載し、ポスティングも絡めて徹底的に新規客の掘り起こしを行います。ポスティングは店舗の周り半径１００ｍを、何回も徹底的に行います。
 

 フリーペーパーもこの時期は、皆様お休みしておりますので、意外と大きなスペースに安く掲載できます。

（これは、予定外でした。）
 

 
ところで、話は変わりますが、今日の「日経新聞」と「日経MJ」によると、

 ◆最大手ヤマダ電機の０８年４月〜９月期の連結経常利益が前年同期比１％増にとどまり、既存店売上高（単体）は２％減ったとのこと。一貫して二ケタ増益を続けてきた同社の減速は業界を取り巻く環境の激変を象徴しています。 
 

◆昨年は、業界５位のビックカメラが業界７位のベスト電器を持分法適用会社としましたが、さらに一層関係強化をして、子会社化する可能性もあります。 
 

◆業界６位のコジマも「独立独歩」の方針を貫いていますが、いつ合従連衡に傾くとも限りません。 
 

◆どちらにしても、売上高が１０％以上下がると、戦略無き会社は全て赤字になる可能性があります。上位８社中、半分近くが赤字になるでしょう。 
 

◆また、ヤマダ電機の全方位の戦略も、これは「強者の戦略」ですから、まだ「戦略的な強者」の条件を満たしてない会社が取るべき手ではないと思います。 
 

◆こんな消耗戦に突入した家電量販店で、勝ち残るのは、「弱者の戦略」に徹した企業だけです。それは、売上高や店舗数だけではありません。すなわち、「経営戦略」が明確で、それを全社的に着実に徹底できている企業だけです。 
 

◆私が予想する、これからも生き残れる家電量販店は、３社だけではないかと思います。但し、これらの会社にも問題があって、後継者と提携先の選択が最重要課題でしょう。 

◆詳しくは、こちらでじっくりお話させていただく予定です。

⇒ 「家電量販との取組み強化セミナー」

 とにかく、大事なことは経営者自らが「経営戦略」をマスターすること。そして、自社にあった戦略（強者か弱者のいずれか）を選択して、それを全社的に強力に推し進める「仕組み」を作ることです。まずは、経営計画書を作ってみませんか？

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■「１位作り」の経営戦略を勉強したい方

平成２０年１月２日

新年、明けましておめでとうございます。

昨年は多くの方との出会いがあり、大変有意義な１年でした。

改めまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末にランチェスター経営のＣＤ教材「積極社長の時間戦略」を改めて聞いておりますと、

時間戦略の第一は、働く時間量を多くし、有力な競争相手の社長よりも１５％から３０％

上回るようにすることだそうです。
 

時間には「二乗作用」が働くから、これだけ多くするとグンと有利になります。

時間戦略の第二は、拡大した時間を何にどう使うかですが、それはランチェスター法則を

応用すると効果的な時間配分がでてきます。

■当事務所ではどちらかというと少ないのですが、従業員が１０名ぐらいの「スモール

ビジネス」のケースの場合は、次のようになります。
 

スモールビジネスとは、サッカーやラグビーのように、全員が守備と攻撃の両方の役目を

兼ねたチーム型組織で仕事をしている場合です。

社長は、営業もするし、納品にも行くし、集金にも行くという具合ですが、ともすると戦略なき経営に陥って、バタバタ走り回っている割には儲けは少なく、お金に困って、いつも貧乏しているという場合が多いようです。

⇒これを、一般的に「バタビン社長」と言うそうです。（笑）

こういう社長は、落ち着きが無く、いつもイライラしているので長生きをせず、大きな交通事故に

あったりすることが多いので注意をして下さい。

■こういう社長に必要な仕事上の時間配分は、

（１）戦術上の販売活動 ・・・・・５７％

（２）従業員に対する仕事の割付や仕事の指示   ・・・・・２８％

（３）戦略プラン活動 ・・・・・１５％

１ヶ月に２５日仕事をすると仮定すると、戦略の研究に約４日を当てるべきです。

この４日間は直接利益を生み出すわけでは無く、無駄なようですが、将来必ず

生きてきます。これをおろそかにしているとそのツケが必ず回ってきて、会社

全体が駄目になってしまいます。

■規模が大きくなって、従業員が６０人以上の会社で、３階建ての組織になって

くるとこの構成比は大きく変わってきます。社長は戦術上の仕事からは一切手を

引いて、戦略上の仕事を中心にしなければなりません。

さらに、情報収集や経営計画書作成、その説明と遂行状況のチェックに一定の

時間を取らないといけません。
 

３階建組織の時間配分は、また今度詳しくお話をさせて頂きます。

■とにかく、利益の発生源のお客様の数が少なく、従業員一人当たりの自己資本も

少ないばかりか、競争力のある商品も持ってなく、さらに銀行からの資金調達力も

弱いなど、企業間競争の武器となるものが著しく不利な会社は、社長自身の実力を

高めない限り、業績を良くする事はできません。

■競争の法則であるランチェスター法則を応用すると、社長の実力は、

⇒「働く時間の２乗」×「質」

になります。

◆まずは、働く時間を増やします。

○必勝の年間3,200時間 （約3倍の効果）

○圧勝の年間3,700時間 （約4倍の効果）

○決死の年間4,140時間 （約5倍の効果） 

※1,850時間を基準時間としております。

基本は、朝は決まった時間より、1時間30分早く出勤をします。

始業が9時の場合は、7時30分。

◆次に、毎日一定の時間を使って、経営戦略の勉強をしたり、ビジネス書を

読んだり、経営計画書の作成や業務規則集の作成を行います。

戦略と仕組作りに一定の時間を割く必要があります。 

こうすると、この2つの相乗効果で徐々に成果が現れてきます。

昨年の夏以降、景気は急速に悪化しておりますが、このような時こそ原点に

帰って、自らの時間戦略を見直してみませんか？

■私は、今年は少し余裕を持って、3,700〜4,140時間を基本に頑張って

行こうと思っております。 

意外と簡単ですよ。

・平日・土曜日：7時30分〜２１時30分

（実質12時間×６＝72時間）

・日曜日：８時間

８０時間×52週＝4,160時間

※昨年は、その上の超人型（4,530時間：ベンチャーの条件）、さらにその上の

超・超人型（4,900時間）にチャレンジしましたが、どうも年齢的に無理が

あったようです。 （笑）
 

夏に、クライアント様と携帯で話ていると、急に苦しくなって、意識が無くなって、、、、

M様、大変ご迷惑をおかけいたしました。

今年は、それよりも朝の7時３０分の出勤時間を重視いたします。

■戦略の研究は、さらに深めて「ランチェスター・サクセスプログラム」（全147巻）を

通算7回は聞くか、見るようにしたいと思います。

全部見るのに約1,000時間以上必要ですが、これは通勤時間と移動時間を活用すれば

十分可能でしょう。本日、そのチェック表も作成致します。

野球選手の「素振り」みたいなものです。

＜ご案内＞ 

■新年にスタートするセミナーの予定です。

◆1月9日（金） 午後2時〜4時 「顧客戦略セミナー」（6回コース：1回5,000円）

当事務所の会議室にて（募集人員：6名）

経営環境が厳しい時は、新規客獲得に時間を割くよりも、継続取引や紹介販売に

時間を掛けた方がより早く効果がでます。経費は掛けずに利益がアップします。

特に、スモールビジネス（従業員10名以下）の方にはお勧めのコースです。

「業務規則集」作成のアドバイスもさせて頂きます。

※昨年は、このコース受講者から多くの「成功者」が出ております。最高は、

半年間で売上高前年比２００％達成！！

※受講ができない方は、「ＤＶＤ」と「ＣＤ」もご用意できます。

◆1月10日（土） 午後2時〜4時 「ランチェスター社長塾」（4回コース：1回5,000円）

当事務所の会議室にて（募集人員：6名）

経営の基本原則、そして「ランチェスター戦略」の基本が理解できます。

皆様ここからスタートされて、順番に勉強をされると効果的です。

今までの経営の見直しに、またこれから起業される方にとっても、非常に役に立つ

セミナーです。ランチェスター戦略の基本講座です。

※受講ができない方は、「ＤＶＤ」と「ＣＤ」もご用意できます。

◆1月14日（水） 午後2時30分〜4時30分 「戦略的業績改善セミナー」（新規客獲得）

アクロス福岡 ６階会議室（６０４号室） 受講料：５，０００円 （募集人員：20名）

経営戦略に則った、「新規客獲得の仕組作り」をして頂きます。多くの成功事例を参考に

無駄の無い自社に合った仕組みを、ワークを通じて構築していただく予定です。

※1月21日の講座も一緒に受講して頂きますと効果的です。

◆１月２０日（火） 午後７時〜９時 「営業戦略セミナー」（７回コース：１回5,000円）

当事務所の会議室にて（募集人員：6名）

わかっているようで、意外とわかっていない「営業戦略」。ほとんどの会社は、大手の

営業”戦術”を、そのまま真似てムダな費用をどぶに捨てています。もう一度、原点に

帰って、営業”戦略”を勉強されてみませんか？

※受講ができない方は、「ＤＶＤ」と「ＣＤ」もご用意できます。

◆1月2１日（水） 午後2時30分〜4時30分 「戦略的業績改善セミナー」（顧客維持）

都久志会館 会議室（４０６号室） 受講料：５，０００円（募集人員：20名）

経営戦略に則った、「顧客維持の仕組作り」をして頂きます。多くの成功事例を参考に

無駄の無い自社に合った仕組を、ワークを通じて構築していただく予定です。

※1月14日の講座と一緒に受講して頂きますとより効果的です。

◆1月28日（水） 午後1時〜5時 「家電量販との取り組み強化セミナー」

ビジョンセンター秋葉原（東京都千代田区） 受講料：39,900円

メーカーと家電量販チェーンの戦略的協働について、店舗と本部、そしてバイヤー

経験を有する実務者が、生の声で語る。家電メーカー営業の問題点を再認識し、

具体的な競争戦略を開発させて頂きます。

以上 新年に当たりまして、盛り沢山の講座を準備させて頂きましたが、どれから

受けたらよいのか迷われましたら、いつでもお電話下さい。

また、「プライベートレッスン」もお受けしております。

（こちらは。今月は先着3名様のみ）

とにかく、これからの3年間は「戦略無き経営」では、乗り切れません。

というより、「戦略」があればこの難局もきっと乗り切れるはずです。

あなたは、「ナビゲーション」の指示に従って、車を運転するだけで目的地に

着くことができます。時には、大雪で迂回路を通らないといけない場合も

あるかも知れませんが、「ランチェスター戦略」を信じて前向きに進んで行けば

間違いありません。

それでは、今年も大きな目標に向かって頑張って行きましょう！！