オサムの言葉
（「オシムの言葉」？、事例紹介）

平成21年3月26日
 

昨日は、アクロス福岡にて「不況こそ、拡大の好機！」と題して、日本人事経営研究室（株）の山元様と「ジョイント・セミナー」をさせて頂きました。
 

決算期の３月の末、さらに午後のゴールデンタイムにもかかわらず、多くの方にご参加頂きました。本当にありがとうございました。
 

私は、前半の９０分間で「事例で学ぶ集客の仕組み作り」についてお話させていただきましたが、ちょっと欲張りすぎて、最後は時間不足の感がありました。クライアント様も数名ご参加して頂きましたが、「ちょっと早かったよ。初めての人には、わからないのでは？」とのご指摘を頂きました。
 

また、「当日参加」でしたが、あの「過激派コンサルタント」の栢野様が最前列に陣取っていました。最初はちょっと心配をしていましたが、意外に静かでホットしました。（笑） しかし、質問が多くて少し時間が、、、（泣）
 

彼の書籍はいつもセミナーで紹介させていただいているのですが、今度の「弱者の戦略」は前作以上に内容が充実していますので、良かったら読まれてみてください。「小さな会社★儲けのルール」と一緒に読まれるとランチェスターの戦略の基本が良くわかると思います。

当日は、その中から「本格的に経営戦略と仕組作りを勉強されたい」という方が１名、さらに今日事務所にもFAXが一通届いていました。４月からのセミナー、ぜひ、一緒に勉強して「１位作り」を目指しましょう！
 

ところで、セミナーの後編は「勝手に人材が成長する仕組み作り」について、日本人事経営研究室株式会社の代表取締役・山元社長が話されました。
 

まず、驚いたのが「レジュメ」の内容が、私のものと全く違っていました！（中身が濃くて、本格的）さらに、プレゼン用の動画に音響。完全に負けましたね！
 

さらに、中身を聞いて驚きました。

◆「人事制度のゴール」

◆「経営目標達成までのプロセス」

◆「評価基準」

◆「業績と行動評価の考え方」

が、理路整然とまとめられています。
 

しかも、「経営の８大要因」を網羅して、戦略的に、さらにその「仕組み」が完璧です！そうか、山元様も同じ「ランチェスター福岡」で勉強をされた仲間でした。
 

導入企業様の事例を見ると、まず人事制度を作る前に、「経営計画書」を作成する。そして、その「実行計画書」を作成する。 なるほど。
 

■人事制度の目的は、「経営目標の達成」と「人材育成」、

■人事制度の手段として、「人事制度」と「評価制度」がある。
 

やはり、「ランチェスター戦略」を勉強された人事制度運用コンサルタントはすごい。人事部が無い中小企業の方には、きっと救いの神となることでしょう。

また、近いうちに一緒にセミナーをさせて頂きたいと思います。レジュメももう少し研究をさせて頂きます。
 

（追伸）

実は、セミナーの後、栢野様のお誘いで数名の方と懇親会に行きました。栢野様は、最近は海外での講演をはじめ、全国各地で講演をされています。彼とは、事務所も近くて（５００m）一度ゆっくりお話をさせていただこうと思っていましたが、やっとかないました。

同じコンサルタントですが、全く競合しない分野で、意外とこういうタイプの人とは気が合います。５月の「ベンチャー大学」には、ぜひ参加させて頂きたいと思います。何と「竹田陽一」先生がゲストでおみえになるそうです。皆様もぜひ参加されませんか。

最後になりますが、今日は西部ガス様の季刊誌「TENKA」の初校が届きました。しかし、プロのライターは上手いですね。さすがに。私が話した内容を、コンパクトにまとめて、さらに舌足らずで伝えられなかった部分もよく現されています。本を出版する時は、手伝ってもらおうかな？

来月の出版が楽しみです。

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（最近は、５０位以下で、少し意気消沈しています）（泣）  

それでは、以下当社からのご案内です。

＜４月度・公開セミナーのご案内＞

■「選択と集中」をして、さらにその後の「仕組み」をいかに

構築していくのか？３月にアクロスで実施したセミナーをより

実践的にした内容です。２度聞くと理解が深まります。 

◆ ⇒ ４月２４日

平成２１年３月２３日
 

皆さん こんにちは。

福岡市中央区天神で、ナンバーワン・コンサルタントを目指しております

山内経営コンサルティング事務所の代表・山内です。 

本日の日経ＭＪによると、 ベスト電器は、ビックカメラと共同出資会社を設立して、新会社のもとで一部の郊外大型店をビックのフランチャイズ（ＦＣ）店に転換するとのことです。  

他社との競合から大型店の出店を推し進めたが伸び悩み、大型店運営のノウハウを持つビックに委ねることにしたそうです。  転換する店では「ベスト」の看板を下ろすそうですが、業績の回復が急務のベストは「実」を取る道を選択したとのことです。 

 これは、しかし「正しい選択」でしょうね。 

 ベストの業績対策とメーカー対応という２つの命題を解決する特異な提携ではありますが、なかなか面白いアイデアですね。  マスコミ等は、「業界再編、業界再編」としきりに言っておりますが、実は規模のメリットは「戦略的１位」にならないと享受できないのです。

あのヤマダ電機でさえ、その一歩手前で足踏みをしております。  ヨドバシとケーズはまずしません。ジョーシンとノジマもしないでしょうね。可能性があるのが、エディオンとコジマでしょうか？  しかし、規模のメリットよりもマイナスの方が大きいのではないでしょうか？赤字同士ですから。  

しかし、ベストは今期の経常利益は赤字と思っておりましたが、しっかり黒字（前年比３％減の３億５０００万円）にするところはさすがですね。  ベスト電器の強みは、「九州」そして「海外」です。この２つで十分戦えるはずで、ここに経営資源を集中投資すれば、経常利益は現在の１０倍になってもおかしくないのですが、今までのしがらみや撤退費用を考えると時間がかかりそうです。 

 過去に「地域戦略」を無視して出店をされたために、随分と苦労をされていますね。しかし、最近は営業戦略や顧客戦略も関東勢の真似をして、少しおかしくありませんか？  ベストは、やはり「九州」！「泥臭く」、「田舎っぽい」ところが良いのです。カッコつけたって似合わないし、お客様にも伝わりません。  昔の「バーゲンセンター」の時代の感覚で、「接近戦」、「一揆打ち戦」をやったら、かえって勝てるのではないかと思います。  

これからは、高齢者が増えてきますので、何かあったらすぐ駆けつけて、面倒なことや複雑な機器の操作を親切に説明してあげたらきっとお客様の数が増えると思います。  九州発の企業は、どこも苦労をしておりますが、これは全て「地域戦略」がまずかったからです。ご存知ですか？セブンイレブンは、今でも１店舗も出店していない県がまだ数県あることを？  

九州の家電量販店で、「戦略的１位」を目指して下さい！すると、利益は現在の１０倍になる可能性が大です。（現在は、２位ですが２６％以上のシェアを取れば可能です。但し、２位と１０対６以上の差をつけないといけません。現在は、ヤマダ電機が１位です。） 応援しています。頑張って下さい。

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■「選択と集中」をして、さらにその後の「仕組み」をいかに

構築していくのか？

アクロス福岡で開催します。残席極少。 

平成２１年３月２０日 
 

山内経営コンサルティング事務所 代表の山内です。

いつもお世話になっております。

春の陽気が感じられる季節になりました。

気持も明るくなってきます。

３月は年度末で、お忙しい日々をお過ごしのことと推察いたします。 

さて、世間一般では、極端な売上減になっている企業様、あまり

変わらない

企業様、不況期で業績を伸ばしている企業様、と各社まちまちです。

 

大手企業の業績予測をみますと、やはり戦略がしっかりして「選択と

集中」が出来ている企業の業績が好調のようです。

 

ランチェスター戦略では、この「選択と集中」を、

「商品」、「客層」（業界）、「地域」

の３つに置いております。  

■先日の「日経MJ」（３月１８日）によると、家電量販店では業界

９位ながら、首都圏中心のノジマが攻勢に出でたと。競合相手の

ラオックスから１５店舗を来月に取得して、独自にも１０年３月期に

今期の５倍出店するとのことです。

◆ノジマの０９年３月期の連結売上高見込みは１３８０億円ですが、

その中に占める携帯販売の割合は、何と４割とのこと。

⇒（１位の商品戦略）

◆さらに、ノジマの店舗網は神奈川２１、東京１１、埼玉８、千葉２、

静岡７、新潟１１、山梨４、長野１、茨城１（計６６店舗）で関東に

集中しています。

⇒（１位の地域戦略）

◆集中出店する神奈川県郊外に多いニューファミリー層を主要顧客と

見定め、時代の風に機敏に乗る。

⇒（１位の客層戦略）

店舗大型化を競い、全国展開を行う家電量販店と一線を画す戦略は、

まさに「ランチェスターの弱者の戦略」に徹しています。

この売上規模でも経常利益が３０億円と安定をしている。

（これは、業界８位のジョーシンにもいえることです。ちなみに、

業界上位８社で黒字は４社だけです。） 

 野島広司社長は「新しいものを提供するスピードでナンバーワン

目指す」と社内外で繰り返しています。

（これは、経営者として従業員のモチベーションアップに大事ですね。

「願望と目標」は、「戦略」の上位に位置します。） 

昨年からは神奈川県と連携し、駐車場がある店舗で電気自動車の充電

スタンド整備をいち早く進めるなど、新時代のインフラ整備にも乗り

出しています。 

携帯を使った販促でも既に２７万人の会員を獲得して、携帯販促の

先駆として注目も集めています。

⇒（１位の営業・顧客戦略）  

最近、私はノジマの店舗を見る機会が少なくなってきたのですが、

戦略がしっかり確立しているところは、この不況期でも影響が無い

ようです。  

あなたの会社では、「選択と集中」が出来ていますか？

むやみに規模拡大をしても、経営は上手く行きません。

大事なことは、「何かで１位になる」ことです。

それは、「商品」なのか、「客層」なのか、「地域」なのか、

その為には、「選択と集中」が必要です。   

■今日の言葉

「できない理由を上手に探すのではなく、とりあえず走り出してみる。

走りながら修正する。ここぞと思った時は、徹底してベストの結果を

出す。そのためには、自分の得意なことにフォーカスを合わせて熱中

する。とことんやれば夢や目標は必ず実現すると、信じています。」

（「とことんやれば、必ずできる」原田永幸著 かんき出版より）

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（最近は、５０位以下で、少し意気消沈しています）（泣）  

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■「選択と集中」をして、さらにその後の「仕組み」をいかに

構築していくのか？

アクロス福岡で開催します。残席極少。 

平成21年2月24日
 

今月も、余すところ今日を含めて5日です。昨年に比べて稼動日数が

1日少ない中で、月末を迎えます。先週末も市内の家電量販店を視察

致しましたが、客数はそこそこいるのですが、購入には至っていない

ようです。

大変厳しい月末を迎えますが、あきらめずに頑張っていただきたいと

思います。最近、どうも従業員の表情が暗いように見受けられます。この

ような時こそ、空元気でも良いので、明るく元気な声でお客様をお迎え下さい。

明るいところにお客様は必ず集まります。

ところで、私はいくつかのケータイメールサービスを受信しておりますが、

どうも最近好調な小売・飲食業は、このサービスを上手く活用しているようです。

会員数では、マクドナルドがトップでしょう。そして、配信も非常にタイミングが

良いようです。また、家電量販店では、「ヨドバシ」と「ジョーシン」の取組みが

上手いですね。「ジョーシン」は、チラシやＤＭと連動して、二の矢、三の矢と

畳み掛けてきます。「ヨドバシ」もそうです。ヨドバシは、ケータイサイトへの連動と

各店舗のタイムバーゲンをタイムリーにされています。

どうも、「勝ち組」と言われる会社は、このようなITを上手く使っているようです。

しかし、この「ケータイメール」や「ケータイサイト」も最初は、「そんなもので売上が

あがるはずが無い」、「クレームや問合せでかえって面倒だ」などの理由で

ほとんどの企業、特に「おじさん族」が多い企業は見向きもしませんでした。

しかし、今ではケータイでの売上は年々拡大して、そのうち「昔はパソコンとか

いうのでネットをしていたんだって？」なんて時代が来るのではないでしょうか。

ちなみに私の新規ビジネスは、ほぼ１００％近くが、ネット経由です。さらに

最近はケータイサイトからのアクセスや注文が増えております。但し、その後の

継続・紹介については、「ローテク」に徹しています。（笑）

はがきによる「お礼状」、「ニュースレター」、「ＦＡＸ」、「電話」。しかし、最近は

「メルマガ」や、「ニュースレター」もメールで配信をする準備をしております。

今最も大事なことは、「ケータイサイト」と「ホームページ」そして「ケータイメール」、

そして通常の「アナログ媒体」を如何に連動させるかでは無いでしょうか？そして、

その「仕組み」を構築することが大事です。

これらの「仕組作り」を如何に進めたら良いのか？ 具体的な事例の紹介を

させて頂きます。時間がある方は、ぜひご参加下さい。お申込みは下記の

フォームまたは、下記のPDFファイルを出力後、FAXにてお申込み下さい。