オサムの言葉
（「オシムの言葉」？、事例紹介）

★さて、当ブログの今週の順位は何位でしょう？★

先週に引き続きまして、

■「理想の店舗はどっち？」

・・・「Ｖ・Ｖ」対「ユニクロ」

先週は、「ヴィレッジ・ヴァンガード」を取り上げましたが、いかがでしたでしょうか？

極端な部分を誇張した傾向がありましたが、とにかく遊べる本屋です。「ドンキ・ホーテ」より、ちょっと小ぶりで、「文化」が同居している感じです。通路はドンキーよりさらに狭いです。ぜひ行ってみてください！

好対照の２社を比較をしておりますが、基本的には、

＜Ｖ・Ｖ＞
・ＰＯＳが無く、
・仕入れは店長に任され、
・当然定番商品は無く、
・採用も定期採用が無く、
・マニュアルも無い、、、、

一方、
＜ユニクロ＞
・標準化された店舗で、
・定番商品が中心で、
・製造小売業で、
・業務はマニュアル化され、、、

ですが、実はやはり「百聞は一見にしかず」で、自分の目で確認をしないと済まない性格なもので、店舗に行き、さらにショッピングまでしてきました。

・平日の狙った時間は、午後７時過ぎで、目的の商品はキャンペーン中のスラックス（２本セットでお買い得キャンペーン実施中！）

・場所は、市街地から郊外へ向かう国道沿い（都市高速が上を走る）で、立地はあまり良くない。

・店舗の広さは、１００坪前後で小ぶりである。

＜店内の様子＞
・お客様は、３〜５組前後（２０代〜３０代の男性が主、夫婦連れが一組）

・社員は黙々と商品をたたみ直している。しかし、決してお客様の買い物の邪魔になるエリアには入らない。良く訓練されている。
・トイレをチェックする。トイレはなんと店舗の外にあった。郊外のディスカウントスーパーみたいな、飾り気の無いトイレで、ちょっとイメージに合っていないが清掃は良くされている。

・なかなか商品が決まらずに、迷っていると「閉店時間」５分前である。１本のスラックスが決まったので、試着をしてみることにした。

・店員に「時間が無いけど大丈夫？」と尋ねると、快い返事。
どうもちょっと短い。ひとつ上のサイズが丁度良いようだ。

・再び、スラックスの売場に行き、該当するサイズを探すが見つからない。
既に時間は８時を廻っている。すると近くに居た社員がすかさず寄ってきて、一緒に探してくれた。
・他の社員も一緒になって、探してくれる。

・しかし、私が求めるサイズは無くて、申し訳ないので帰ろうとした。（自分も、小売店にいた時に、閉店間際に来られたお客様の対応で遅くなることがあったので、今日は遠慮して
また来ようと思った。）

・とことが、その店員はなんとひとつ大きいサイズのスラックスなら在庫があるので「手直し」をしましょうという！
（既に閉店後１０分以上過ぎている。さらに、「手直し」をして精算をすれば、あと２０〜３０分はかかる。）

・そこで、申し訳ないのでお断りをしたが、非常に残念そうな顔をする。

★商売は「売れる仕組み」を作って、その上にプラスアルファの「顧客満足」が出来れば鬼に金棒である。

昨日、「日経新聞」にユニクロの記事が出ていたが、現在のシステムで現在の接客スタイルを維持または改善をし続ければ決して出来ない数字では無いと思われます。

「オサムの言葉」

【教訓】
（1）閑散時は、各自が自発的に売場の手直しなどをするようにシステム化されているか。

⇒私の自宅の近くのイズミ（関西以西で「ゆめタウン」を展開）では、ある時間帯になると、いつもと違うＢＧＭ（童謡）が流れて、全館一斉に「買場」の手直しを行う。

＜クイズ＞その時間は、何時と何時でしょう？

（2）閉店間際のお客様は、微妙な心理状態で商品選択をしています。
顧客の気持ちになれるのか、または自分の気持ち（早く店を閉めて早く帰りたい。）を優先するのかで、あなたのお店の売上は大きく変わってきます。「あの店は、閉店間際は、シャッターを閉め始めてゆっくり買い物が出来ない。」と思われたら終わりです。

※開店直後も同様です。経営者、店長は、開店直後と閉店前の３０分は、目的買いのお客様が多いので、必ず自らが（またはサブが）店頭に立ち、お客様をお迎えして、またお見送りを
するように心がけて下さい。

（3）お客様のご希望を出来る限りかなえられるような、臨機応変な接客が全従業員に徹底されていますか？

＜最後に接客をして頂いた方は、店長ではないかと推測します？＞

以上３つを確実にするだけで、売上は確実にアップ致します。

大変ですが、頑張って下さい！

「お客様第一」とはこんなことを日々確実に当たり前のようにやっていくことです。

★商売とは、直接関係がありませんが、「サッカーの世界」でも、キックオフ直後と終了間際の得点が多いのは皆様もご存知の通りです。

（実は筆者は、中学・高校時代はサッカーをしていました！）


よって今回の「どっちの店舗（料理）でしょう」は、
食材、料理共に甲乙つけ難く、引き分けです！！


★今回のテーマに関係する書籍を紹介させていただきます。

１、「ヴィレッジ・ヴァンガードの社長」の本

⇒ ここをクリック！


２、「ユニクロ」創業者・柳井正氏の本

⇒ ここをクリック！


３、「柳井正」氏が経営のお手本とした本

⇒ ここをクリック！


※「時代を超える生存の原則」・・・起業時における「基本理念」の
大切さを教えてくれます！（起業家必読の書！お勧め！！）


４、本カテゴリーのテーマの参考にさせて頂いた本

⇒ 「オシムの言葉」はここをクリック！


サッカー日本代表監督は,何度も言いますが「オサム」ではなくて「オシム」です！

５、福岡市の小売業・サービス業専門「経営コンサルタント」
山内 修（オサム）の本

⇒ここをクリックしてもまだ出ません！


只今、準備中！！（半年以内に発行予定！）

発行希望の出版社はお早めに！

（予約受付中、先着順です！！）


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福岡市の中小企業・小売業専門「経営コンサルタント」

「山内経営コンサルティング事務所」へご相談下さい

（電話） ０９２−７１８−９５００

これは、先日（9月3日）大阪で開催された（株）フェイトの定期セミナーに参加した折の写真です。

（株）フェイトは、日本を代表する「携帯メール配信」＜わくポン＞の運営会社です。
ちなみに＜わくポン＞とは、「ニッポン」を「わくわくさせる」ことが理念だそうです。

壇上で発表をしているのが私です。
（関西の人を「笑わせる」ことが出来て幸せでした）

当日は、午後１時からセミナーが行われて、その後、会場を移して午後６時半より新規代理店説明会が行われました。
（なんと終了したのは、午前１時１５分でした。）

決して宗教団体ではありません！

約１２時間のロングランで、疲労困ぱいでした。こんなセミナーは初めてですが、講師の方ももっと大変だったのではないかと推察いたします。ご苦労さまでした。

しかし、関西の人は皆さん熱いですね！！

漫才師より話が面白い会長さん、そしてとても○○才には見えない佐々木さん、ちょっとだけ目が痛そうだった日比野さん、そして「癒し」を頂きました田辺様、関係者の皆様ありがとうございました。

内容につきましては、次回詳しく発表致します。

一つだけ、「皆さんケータイメールを体験してみませんか？」

下記のアドレスに「空メール」を送信して下さい。いろんな業種の事例を、「当事務所」より毎日配信させて頂きます。（いつでも解約も出来ます。）

⇒91216＠wadm.jp

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■「理想の店舗は、どっち！？」

・・・「Ｖ・Ｖ」対「ユニクロ」

話題の、「Ｖ・Ｖ」をご存知ですか？

えー！ 知らない？
 

小売業で今話題のこの「Ｖ・Ｖ」を知らないのですか。
 

「商業界」で過去何回も特集が組まれましたが、見てないんですね。
 

今までの小売業の「概念」を打ち砕いて躍進を続ける。

（５８ヶ月連続既存店売上高前年クリア・・・「商業界」６月号より）

その名は、

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「ヴィレッジ・ヴァンガード」です！
 

「なーんだ。それぐらい知ってるよ！」という人は、お客様か、又はちょっと小売業を勉強している人でしょうね
 

そこで、業界関係者で知らなかった人へ簡単に私、「オサム」（日本を代表する小売業専門・経営コンサルタント」がご案内をさせて頂きます。
 

■今回は、「マリノア・シティ」内の「VILLAGE／VANGUARD福岡ピアウォーク店」にて調査を行いました。

福岡市内には「天神イムズ」と「天神ジークス」にも店舗があるそうです。
 

まず当事務所が世界に誇る秘伝「売上アップ５原則」を元に検証を致します。

【１】売場（買場）・クリンリネス・・・まずまず。特にホコリをかぶっている商品も無い。

・品揃え・・・随分と偏っているが、ある分野に関してすごく深い

・前進立体陳列・・・「想定外！」でした。

・売れ筋の欠品状況・・・巷で売れている商品なんか無い！

・新製品の訴求・・・そんな考え方が無い！納得した商品しか置かない。

・提案コーナーの設置・・・これは満点以上！！

・売れ筋訴求・・・ほんとに良く出来ています！すばらしい！

・実演デモ・・・各コーナーの中に必ず実演又はデモがあって楽しい。

（音が出るものは音を出し、匂うものは匂わせ、、、基本どおり！）
 

次の【売価（安さ訴求】、

【タイムリーな販促】、

【活気】、、、、
 

全３６項目を検証したが、「売価」の項目を除いて全て合格基準を大きくクリアしています！

（今回はハード面の「店舗施設の診断」は行っていません。）

「売価」に関しても、雑貨・書籍が中心で、他の業界のどの店舗にも無いようなオリジナル商品が中心なため、比較のしようが無い！しかし、山積み（マウンテン）訴求がうまい為、「安さ」を感じる。
 

「百聞は一見にしかず」と申します。
 

次に店舗の中に入って見ます。