オサムの言葉
（「オシムの言葉」？、事例紹介）

平成20年12月24日
 

今日は”イブ”だそうですが、私にはあまり”縁”がございません。
 

ところで、今朝は６時半から「やずや」様で早朝勉強会がありました。私は初めて

でしたが「ＳＭＩオークス１億円倶楽部」の勉強会でした。栢野様に会えると楽しみに

していたのですが、どうも海外遠征をされているとのことで、残念でした。

今日のレッスンは、「自発型人間」がテーマでした。

分かっているのですが、どうしても「先延ばし」の癖が抜け無いのは私だけでしょうか？

何か理由をつけては、「明日しよう」、「来週しよう」と言って、結局やらずじまいになることが多々あります。
 

私のところでも、結果を出して成功されていく方は、「今すぐ実行する」人が多いようです。

気が付いてアドバイスをすると、もうその場で行動を起こしているか、部下に指示して実施している方が上手くいっています。

一方で、「言い訳」や「出来無い理由」をいろいろ言われてなかなか実行されない方もいらっしゃいます。やはり「素直さ」が大事なようです。

今日のお話では、人間は本来放っておけば怠け癖があるため、定期的なフォローが

必要なようです。そして、その前に「価値ある目標」を設定することがもっと大事だと。

私も約３０年間、世の中に出ている「成功法則」の本は片っ端から読んで「理解している」

つもりでしたが、どうも「理解している」だけでは駄目なようです。

「アウトプット」する習慣が大事で、企業ではその為の「風土作り」が大事だと。

なるほど、なるほど。

しかし、今日お見えになっていた経営者の方は、既に２０年、３０年勉強されていると。

この厳しい環境の中でも、しかも成熟産業の理髪店が売上を落としていないと。

立派です。

私も早速、実行します！

まず、名刺の裏面のデザインを、「今日」変更致します！

しかし、経営に大事なのは「モチベーション」（願望、目標）と、「戦略」と「仕組」、

そして最後に「戦術」ですね。

この３つのバランスが大事です。

多くの方が、「戦術」や「ノウハウ」ばかりに目を奪われていますが、本来はこの

部分を強化しないと永続的な発展は望めません。そして、大きな変化は期待

出来ません。

しかし、この違いを説明することがなかなか難しい。

■今日は、午後から「アクロス福岡」での定例のセミナーを行います。

（これは、「仕組作り」がメインで、「戦術面」の事例もご紹介）

１月の予定はこちら

■「体験セミナー」は、

（１）平日、土曜の９：００〜２１：００までの間で、ご希望の時間帯に、１回当り約１２０分でお受けして頂くか、

（２）定期的なセミナーに、「オブザーバー」として参加していただくか、

のいずれかになります。

■内容は、竹田陽一氏のＤＶＤ教材をもとに、「経営戦略の基本」と、具体的で身近な「成功事例」を勉強して頂きます。 

■受講料は、１回当り2,000円になっております。 尚、テキストは貸し出しになります。

■ご希望の日時を、下記の「質問欄」にご記入下さい。（第1希望〜第３希望位まで）

追ってこちらより、ご連絡させて頂きます。

とにかく、行動することが大事です。行動しながら考えましょう！ 

★毎月、アクロス福岡などで定期的な「公開セミナー」も行っておりますので、こちらにご参加していただいても結構です。

★体験受講をされずに、直接事務所にお越しいただいても結構です。どちらにしましても、一度下記のフォームからご予約を頂くか、メールを頂くと助かります。

平成20年12月22日

先週末は、福岡市内の家電量販店を中心に視察を行った。

ヤマダ電機のテックランド福岡志免本店が12月12日にオープンして1週間。

やや天候不順の中を市内および近郊の家電量販店を視察した。 

土曜日に、まずは市内天神のベスト電器福岡本店とビックカメラ天神1号館を

視察。ベスト電器の福岡本店は、ベストの旗艦店ですが、客数も少なく、店内も

活気が感じられない。以前は店頭で餅つきをしたりして随分と活気があったの

ですが。歳末セールの飾りつけもちょっと弱いようだ。土曜日の午後7時過ぎで

あったが、客数はまばらで、テレビ売場、パソコン売場にもお客様がいない。

いても年配者が多い。地元の企業としてもう少し頑張って欲しいのですが、、、

一方、8時過ぎに入ったビックカメラは、この時期にしては、客数は明らかに

少ないが、パソコン売場では数組が商談をしていた。店内の飾りつけと賑わい

ムードは出ていた。客層も２０〜３０代の男女が多く、年配者も見受けられた。

時間が無く、2号館の方は見れなかった。

次の日の日曜日は、かつての上得意様で今でも個人的な付き合いがある

志免在住のＭ様の案内で、コジマ、ヤマダ電機の新店へ。

天気が悪く、小雨が降ったり止んだりの状態であった。まずは、博多駅から

近いコジマで待ち合わせをした。コジマは１階のピロティーで特産品の販売を

したりして、地元のお客様を中心に集客していた。近くにヤマダがオープンした

割には、そこそこの客数を確保して健闘していた。

そして、いよいよ今日の本命のヤマダ電機ですが、客数は思ったほどでもなく

駐車場の待ち時間も数分（５，６台）でした。店舗規模は約２０００坪位でしょうか？

１階のピロティーに駐車して２階に上がると、なんとレジに並びがほとんどありません。

店内を見てみると、まず入って右手にブランド品コーナーがあるが、従来のテックランドに

比べて明らかに狭い。一方、その次に続く「生活雑貨」「食料品」「医薬品」のコーナー

こちらは２００坪前後取っている。そして、いよいよメインの家電売場であるが、ここでも

売場作りを試行錯誤している感がある。展示什器を今まで以上に極力低くして、店内を

見渡せるようにしている。柱には大項目による分類、また中項目の案内はコーナー

サインで、約２０００坪の店内が一目でわかる。書籍のコーナーも大きく取っており、

それに続くホビー（ゲーム）、ソフト（ＤＶＤ、ＣＤ）、最後に携帯コーナーがあるが、

この流れは非常に良い。
 

しかし、携帯コーナーはかつての広さは無く、これからの伸びが

期待できない部門は思い切って縮小をしている。ただ、ちょっと見にくいレイアウトに

なっている。全体的にオープン第２週にしては少ないようだ。最近は、LABIに力が

入って、郊外店は今までの勢いを感じない。

その後、視察したヨドバシカメラは、この時期にしては少ないのですが、はっきり

言って一人勝ちの状態です。それは、まずは客層が良いこと。今日は駐車場まで

見れなかったが、明らかに駐車している車の車種が違います。次に、店内の賑わい。

この演出はここがナンバーワンでしょう。そして、品揃え。これは、一般のお客様の

目からしてもすばらしいが、元バイヤーの目からしても明らかに上手い。

マーチャンダイジングに一貫性があります。お客様が疑問に思うことに対する答えが

ＰＯＰで訴求され、比較POPが必要なところにあり、店員の配置も計算尽くされて

いる。これは、以前から言っているように、ディスプレイ、商品知識、POP作成などの

勉強会を長年やってきたから出来ること。当分この勢いは止まらないでしょう。

１００円パソコンの演出とブロードバンドのインセンティブ獲得に関しても、ヨドバシが

一番でした。メーカー社員の派遣に関しては、オープンのヤマダ電機とヨドバシに

どうしても力が入っているようでした。

新幹線が開通して、博多駅に阪急百貨店が入るといよいよ福岡の家電量販店の

勢力図も塗り換わってきます。そして、郊外店はイオンモールを中心にしたヤマダが

有利になります。

天神のベスト電器本店とビックカメラ２店の動向が気になります。業務提携をして

天神で３店舗で営業を続けるのか？

それとも？？

今年のボーナス商戦は、消費不振から家電量販店は軒並み厳しい結果となって

いますが、戦略が明確で、基本をしっかり押さえた企業が生き残ってゆくでしょう。

以上

平成２０年１２月１８日
 

昨日は、アクロス福岡での公開セミナーを無事終了いたしましたが、

来月はいよいよ東京へ進出致します。

以前より、家電メーカー様や家電量販店様から、ご依頼はちょくちょく

頂いてはいましたが、最近は福岡に特化していました。

しかし、今回はセミナー主催会社様のご依頼で、ランチェスターの

「地域戦略」の掟を破って、東京にてセミナーを実施させて頂きます。

最近では、地元ベスト電器が業界再編の核となって注目をされて

います。昨日も、ランチェスター福岡の「事例研究」でベスト電器の

盛衰についてお話をさせて頂きましたが、やはりポイントは後継者の

「戦略」選択ミスが最大の原因です。

ランチェスターでは、企業が選ぶべき戦略は２つしかありません。

つまり、「強者の戦略」か、「弱者の戦略」、この２つのどちらかです。

そして、この２つは「あべこべ」で、「全く正反対」のものです。

そして、対象として「商品」、「地域」、「客層」があり、手段として

「営業」、「顧客」があり、それを実行する上で、資源として「組織」、

「財務」、「時間」の計８つの戦略があります。

これらを、完全にマスターするには真剣に経営に向き合っても、

最低１年以上の年月を要します。

現在、大手家電量販８社でこの「戦略」がぶれずに、一貫性がある

ところは３社しかありません。

この３社がどこなのかは、各社の利益率を見れば一目瞭然です！

昨日は、地元の老舗食品卸会社の経営陣の方が、ランチェスターを

実践したら、どうして利益性がよくなるのかと質問されました。

答えは、簡単です。

限られた資源で、お客様に喜ばれるには、「商品」か、「地域」か、

「客層」を絞るしかないのです。小さな会社は全て絞るか、どれかを

特別絞る必要があります。

（ちなみに、私は中央区天神地区の、小売業、飲食業、サービス業に

特化しております。規模も従業員３０人から１００人が中心です。）

そして、その限られた市場の中で、「１位」を目指すのです。

１位になって、市場占有率が２６％以上で、２位との差が１０対６

以上になれば、

（１）経費が割安になり、

（２）お客様の紹介が増え、

（３）お客様が集中します。

（撤退した企業が発生すると１位の企業に流れる。）

ですから、利益性が２位以下の企業の３倍から６倍になるのです。

この条件を満たした企業は、１０００社中５社しかありません。

この５社を目指すのです！

あなたの会社は、強者でしょうか？

それとも弱者でしょうか？

このわかりにくい「経営戦略」を解り易く説明して、具体的な仕組み

作りのお手伝いをさせて頂くセミナーを、毎月実施させていただく

ことになりました。

今月と来月の予定は、下記の通りです。

１２月

平成２０年１２月１７日
 

今日は、「アクロス福岡」での「公開セミナー」が午後２時半からあり、

ばたばたと準備をして行きましたが、事務所から歩いて５分の距離です。

その後、先週からお約束の飲食店ビルの経営陣の方との面談。

アクロスからは、「遠く」て歩いて約１０分。（渡辺通り）

さらに、その３０分後は、事務所会議室で、めがね専門店の経営陣への

ランチェスター・セミナー。事務所まで、地下街を約１５分。

なんと、移動は全て徒歩。地下街を北から南へ、そして南から北へ。

「地域戦略」で、天神を中心エリアにしているので、午後からの時間で

こんなことも出来ます。

やはり、「ランチェスター経営」を実践すると利益性が良くなるはずです。

おかげ様で、飲食店ビルの方から「プライベートレッスン」のお申込みも

頂きました。

しかし、何よりも今日嬉しかったのは、経営支援中の飲食店オーナー

からの電話でした。

「保証協会のＯＫが出て、融資がおりた！」とのこと。しかも無担保で。

「アクションプラン」を立てて、しっかりご支援をさせて頂きます！！

（実は、こちらも天神です。）

おかげ様で、来年は忙しくなりそうです。

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（最近は６０位前後に低迷、、、今日は何位でしょうか？）

（追伸）

■来週のアクロス福岡」での公開セミナーは、まだ空席が。

来年度にスタート・ダッシュをかけたい方は、是非ご参加を！

不況の時は、この戦略がお金もかからず有効ですよ。