「業績アップの仕組み作り」

大手企業はリーマンショック後、業績を大幅に改善した。
中には、過去最高の利益を発表した企業もある。

しかし、そのほとんどは政府の経済政策とコストの削減が中心。
そして、そのしわ寄せは我々中小企業に！

そんな中で、政局は依然として混迷を極めている。
政権与党も野党も、これといった決め手が無い。
リーダーシップも期待できない。

先が見えない中で、我々は中小企業はどうしたらよいのか？
このまま、じっと耐えて待っていれば良いのか？

しかし、こんな不況期においても、利益を出し続けている会社があります。

リーマンショック前に創業したエステサロン。
立地は、ターミナル駅から歩いて１５分以上。
幹線道路から一本入った裏通りのマンションの１階。

チラシをいくら撒いても一人もお客様は来ない。
タクシーにも豪華な小冊子を入れた。

来るのは、営業マンだけ。

開店時から客数は減り続け、ついに従業員の給与も払えない状態に。
確かな技術を身につけて、今までこの業界で一定の成果を出してきたのに。

自信がだんだんと無くなっていった。
従業員とも上手く行かなくなっていく。

一方、リーマンショック後にオープンしたゴルフバー。
立地は、地方の駅前商店街の外れ。

しかも、ビルの地下１階。

地道に貯金した大金をつぎ込んだ。
オープン当初は、物珍しさでお客で賑わった。

しかし、３ヶ月もすると、店内には閑古鳥が鳴き始めた。

タクシーの中に豪華な小冊子を入れたが効果が無い。
フリーペーパーにも広告を入れたが、その時だけ。
だんだん効果が無くなった。

自分は、飲食業の経験が全く無かったので、無理なのかと反省をした。

建築業界で働いていた若者は、公共工事が減っていく中で将来に不安を感じていた。
勤務先のオーナーの娘と結婚して、子供も出来ていた。

ある時、映画を見ていて「讃岐うどん」の職人にあこがれた。
その若者は、奥さんに了解を得て、単身讃岐うどんの修行に出た。

家を半年近く開けた。子供はまだ幼稚園に行く前だった。
修行を終え、帰ってきてお店を出そうと思ったが何から手を付けてよいかわからない。

開業に当たって何をすればよいのか。立地はどこにするか。
店舗はどこに頼めばよいのか。

人はどうして採用するのか。教育は？
お客様はどうして集めるのか。メニューは？

考え出したら、きりが無いのでとりあえず行動した。

彼ら、彼女らは現在、他人がうらやむような繁盛店を経営されています。

最初のエステは、売上が当初の１０倍になりました。
施術の予約を１回外すと、次の予約がなかなか取れない状態。
広告は月間２万円以内でまかなっております。
おかげで、利益もここでお話できないくらい出ています。

ゴルフバーは、今ではホームページだけで集客をしています。
素人集団だったお店は、オーナーがいなくても回るようになっています。
現在は２号店、３号店の計画に集中しています。

讃岐うどん屋は、本当に立地が悪いのに、遠方からも多くのお客様がおみえになります。
将来、独立を考えている従業員も入って、お店は活気に満ち溢れています。

ここは、オープン以来一度も広告をしていません。
しかし、いろんな雑誌やテレビが取材に来てくれます。

当初、オーナーは既存客に迷惑になるからと取材は全てお断りしていました。

以上、小さなお店の事例をご紹介させて頂きましたが、これ以外にもチェーン展開をされている製造小売店、老舗の小売店、等。

共通していることは、

1. まず、「自社の置かれている状況」を冷静に見つめなおしたこと。
2. 次に、成功している店舗に共通する「原理原則」を素直に学んだこと。
3. 最後に、それらのことを「成文化」（紙に書く）して、全従業員に徹底したこと。

多くの社長様は、毎日身を削る思いをしながら経営をされていることでしょう。
しかし、上手く行かないのは何か根本的なところが間違っているのではないでしょうか？

この不況期こそ、経営の原点を見直す「チャンス」ではないでしょうか？
ぜひ、このDVDを何度も聞かれて自社の経営の見直しをして頂ければ幸いです。

きっと、打開策は見つかります。