福岡 博多 天神 経営コンサルタント 小売業・飲食業・サービス業の経営者・後継者をサポート

福岡の小売・飲食・サービス業の経営改善から戦略再構築までを行う「経営コンサルティング事務所」です。前向きな経営者・後継者を全力でバックアップ致します!

福岡office 〒810-0001 福岡市中央区天神4丁目8-2 天神ビルプラス8F
東京office 〒104-0061 東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F

TEL:092-718-9500
FAX:092-724-4666 (24時間対応)

<営業時間>9:00~18:00

お気軽にお問合せください

0120-718-950

<受付時間>9:00~18:00(月~金)

「大手家電量販店」と「町の家電店」の両立?(ケーズHDの戦略)

皆様 こんばんは。

 

6月11日(水)の日経MJによると、ケーズHD(前ケーズデンキ)は直営店

比率を加速して、今期の連結売上高に占める直営店比率を96%に

高めるとのこと。

 

今期36店の出店計画のうち、FCは2店。

FCは前期末時点で29店あったが、今期末に20店に減る見込み。

 

背景には店舗の大型化競争がある。今期の新店の売り場面積は

約4300平方メートル。

 

これに対し、既存FC店で3000平方メートル以上は1店にとどまる。

一般的に大型店は、品揃えの豊富さから集客力が高い。

 

ヤマダ電機などのライバルは3000平方メートル超を標準的に出しており、

近くにより大きな店が出た場合に顧客が流出する傾向がある。

 

3000平方メートル超の店の出店には、建物と商品在庫まで含めると

約10億円かかり経営規模の小さいFCには負担が重い。

 

しかし、競合上大型化が不可欠のため、FCのケーズグループ入りが

加速している。

 

◆四国電業(愛媛県今治市) ⇒ ケーズ子会社ビッグエス(一部営業譲渡)

◆フジヤ(北海道釧路市) ⇒ ケーズ子会社デンコードー(吸収合併)

◆セブンデンキ(鹿児島県指宿市) ⇒ 九州ケーズデンキ(吸収合併)

◆ヒダカ電器商会(大阪府松原市) ⇒ ケーズ本体(子会社化)

 

■ケーズは今期、

◆静岡県 ⇒ 「浜松本店」(8300平方メートル)

◆千葉県 ⇒ 「ハーバーシティー蘇我」(7900平方メートル)

など「超」大型店の出店を計画している。

 

一般的に、国内の家電量販店は「オーバーストア」と言われているが、

加藤修一社長は、

 

「出店余地は現在の店舗網の3倍残る」として、今後も年30店前後の

出店を続けるとのこと。

 

2011年3月期を最終期とする中期経営計画の修正案を策定中との

ことだが、数年内に直営店比率を100%近くにするとのこと。

 

以前より、東北・北海道が地盤で、ある程度の規模の店舗を擁している

「デンコードー」をどこが傘下に治めるか注目をしていたが、やはり

ケーズHDが手中にした。(この時点でピンときた。)

 

もともと、ローコストの店舗運営では、ヤマダ電機の上を行く「ケーズ」が

いずれ「ロードサイド」の覇者になるのか?

 

ヤマダ電機は、最近は「戦略」が定まらず、「強者」のつもりで、「レールサイド」の

覇者「ヨドバシ」に挑み、FC展開では「エディオン」に、一方で「海外」にも進出を

計画している。

 

どうも、かつての「ダイエー」を見ているような気がする。一方、ケーズは現在の

「イオン」のような存在になれるのか?

 

ケーズデンキ(デンコードーを傘下に治める前)の販管費は、業界ダントツ1位で

ヤマダ電機より、▲4ポイントも低かった。

(2007年度:ヤマダ電機⇒19.2%、ケーズ14.8%)

 

そして、レールサイドの雄「ヨドバシ」は、非上場につき公表した数字はありませんが

店舗の構造や店舗什器の規格を見ると、ケーズに匹敵するのではないでしょうか?

 

★両者に言えることは、「戦略」がしっかり確立して、さらにそれを現場段階まで

徹底する「仕組作り」ができていることです。

 

◆ケーズ ⇒ 郊外のロードサイドに特化してローコスト経営を徹底

◆ヨドバシ ⇒ 主要都市のレールサイドに特化して品揃えとポイントを徹底

 

これからの数年間で、「業界地図」は大きく変わる可能性があります。

「家電販売業界」に、未だ「強者」(戦略的1位)は存在せず!

(業界1位で、シェア26%以上で、2位と10対6以上の差をつける)

 

★もう一つ、大事なことがあります。それは、今後「団塊世代の大量退職」で

2010年には、「3人に一人が60歳以上」の社会が到来するのです!

 

※60歳以上の人口は、2000年には2980万人でした、2010年には

3940万人になります。(国立社会保障・人口問題研究所)

 

⇒シニア層の消費拡大と若者層のモノ離れが進行して行きます。

 

★いよいよ、「町の家電店」の時代が再来します!

 

但し、ただ待っていてもダメです。

準備をしっかりしておいて下さい。

 

■そのためには、次の3つを準備してください。

【1】顧客管理をしっかりしておくこと。

顧客戦略」は非常に大事で、商品・地域・客層戦略と一緒に構築して行き、

最後は、「仕組作り」をすべきです。どこの、誰に、何を、どのように販売して

その後どのような「顧客維持対策」をするのか。最大範囲を決めることが

大事です。

 

そして、顧客フォローはどのようにするのか、ルールを決めることが

大事です。大手家電量販店は、人もモノも金も情報もはるかに多く持って

いる訳ですから、限られた地域で「一騎撃ち戦」をする必要があります。

 

「大手家電量販店以上に、お客に好かれて、お客に喜ばれて、お客に

忘れられないような仕組み」を作る必要があります。当然、範囲は狭く

なります。

 

【2】商品知識や各種工事の勉強をしておくこと。

ここが、「最大の強み」ですので、ターゲット客に沿って、商品を絞って

継続的に勉強をしておくことが必要です。2011年のデジタル放送の

完全実施と、オール電化の普及、省エネ商品の普及、、、

 

【3】「戦略」の勉強をしておくこと。

これは、特に大事で「大手量販店」は意外とここを勉強をしておりませんので、

ちょっと勉強すれば勝てます。大手家電量販店は、「戦術」の勉強はしっかりして

おります。しかし、これは「兵士」がすることです。

 

※例えば、経営規模が10人以下の会社の場合は、1年間に100時間もすれば

大丈夫でしょう。但し、勉強すべき内容はウェイト付けが必要で、営業戦略、

顧客戦略、商品戦略を中心に、地域、客層を優先して、それから組織、資金、

教育、などに進むことが大事です。

 

とにかく、これからは「町の家電店」の時代が来ます!

 

必ず、来ます!! 間違いなく来ます!!

 

勉強をして下さい。 

 

今日は、以上です。

 
トップページへ 

                              良かったら、人気ブログをよろしく 人気 | blogRanking


■とにかく、明日からすぐに結果を出したい方は ⇒ 売上アップの5原則

「原理原則」通りにやれば、意外と簡単に売上はアップします! 

※出来たら、その後に「戦略」の勉強をされることをお勧めいたします。

継続的に売上がアップして、「利益」が出るようになります。 

 

■無料電話相談は、こちら ⇒ 無料電話相談

状況が厳しいときほど、「前のめり」で進み続けましょう!つまずいても

数歩前に進んでいます。そこから立ち上げれば、さらに前に進めます! 

 

■本当の開業、経営計画の勉強はこちら ⇒

家族や身内を路頭に迷わせない為に、まずやるべきこととはこれ⇒ 「戦略つくり」

「成功の原理原則」を外さないこと!

「コンセプト」を決め、「開業計画書」をしっかり作ること。

「顧客戦略」を、開業時からしっかりすること。

 

■「真の顧客」に営業パワーを集中出来るセミナー ⇒

頑張っているのに儲からないのは、

1、「作るはしからお客が流出している」か、

2、「顧客維持の仕組みが出来ていない」か、

3、「徹底できていないか」ではありませんか?

一緒に、「客層」を絞り、「業務規則集」を作りましょう。

まずは「顧客満足」(CS)を!最近、流行の「顧客感動」(CD)は

それからです。

 

※例えば、名刺に書かれた所にFAXをしても自動的に切り替わらず、

人の声がする等は、初歩の段階「お客様に不便をかけない」レベルが

出来ていない訳ですから、早急に改善して下さい。

そして、「感謝を表わす仕組み」が出来て、

最後に「お客の期待以上のサービスをする」段階に進みます。

 

※「CD」(顧客感動)の前に、「CS」(顧客満足)、そしてその前が

出来ていない会社がほとんどです。ちょっと勉強すればすぐ業績 が

アップしますよ。

 

★97%の会社は、ここが出来ていないから、いつまでたっても苦労します。

「営業戦略」と「顧客戦略」の違いがわかりますか?

 

■「地域家電店」で頑張っている方を応援しています ⇒ 「家電地域NO.1プロジェクト」 

これからは、量販店と地域店が共存する時代が訪れます! しかし、今のままでは

生き残れません。 

 

■もはや、お店のお客様を囲い込むにはなくてはならなくなった「携帯メール販促

セミナーもスタートします。当事務所ユーザー様の会員様が「ハワイ旅行」に当選

されました。やはり、どうせやるなら「プライバシーマーク」があってこんな企画が出来る

会社のサービスを利用したいものです。

 

■6・7月のセミナー予定はこちら ⇒

急がなくてもいつでも受講できますが、どうせやるなら早くやった方が、、、

 

★申し込みは、下記のフォームから

↓ ↓ ↓

 


 

 

 

★100人以下の会社の社長様で「仕組みつくり」をして、

一人当たりの純利益業界平均の3〜4倍にされたい方は

実戦経験が豊富な、福岡市中央区天神の

日本一の流通コンサルタントを目指す!」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

山内経営コンサルティング事務所

代表 山内 修

〒810-0001

福岡市中央区天神4−8−2

天神ビルプラス8階

TEL:092-718-9500

FAX:092-724-4666

Mail:top@yamauchikeiei.jp

URL:http://www.yamauchikeiei.jp

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

※場所は、「日銀」裏手で、「ガーデンパレス」裏、「福岡税務署」の横、

7階建グレーのビルです。県外からお越しの方は、「天神」まで

来られたら、ご連絡下さい。

小売業、飲食業、サービス業、製造業などを中心に業績アップの仕組みづくりを行い、経営改善の成功率97%の実績をあげる。
ランチェスターの「弱者の戦略」を自ら実践し、ランチェスター経営理論をわかりやすく講演、解説することには定評がある。
著書は中経出版から「たった1枚のシートで利益を3倍にする仕組み」がある。(電子版もあります)
アマゾン、又は楽天、又は全国の大型書店へ
福岡市中央区天神で、経営者が学ぶ学校を運営
「経営者の学校」 

お申込み・お問合せはこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのご連絡はこちら

0120-718-950

受付時間:9:00~18:00(月~金)

TEL : 092-718-9500

FAX:092-724-4666 (24時間対応)
E-mail:top@yamauchikeiei.jp

経営戦略セミナー

■ランチェスター・セミナー
定員:各5名様

※「体験受講」もできます。
※早朝、午前中、午後、夜間と豊富な時間設定。
※料金も見直しを致しました。

社長塾(セミナー)案内

教室風景はこちら

1、まずは、竹田陽一先生の
DVDを一緒に見て頂きます。(約15分から20分)

2、DVDを一旦止めて「解説」をさせて頂きます。詳しく「図解」をしたり、「事例」を紹介させて頂きます。 これでさらに理解が深まります。

3、以上を数回繰り返していくことで、理解がより深まります。

当然、質問は「大歓迎」です!実践豊富な「現役コンサルタント」がその都度「具体的」にお答えを致します。
人数が少ないので、「一方通行」のセミナーとは違って、多くの「気付き」が得られます。

受講のメリット

★「経営戦略」を研究すると、単なる改善とは違って、競合他社に対して圧倒的な差別化が出来ます。

★自分で「戦略」を構築できる力がつきますので、今後の経営に自信がつきます。

売上アップの5原則

人気NO.1商品!

わずか5ヶ月間で「3年間連続前年割れ」の店舗を「再生」させた経営改善の方法をお伝えします!

事務所概要

山内経営株式会社
【福岡オフィス】

0120-718-950

092-718-9500

092-724-4666

top@yamauchikeiei.jp

受付時間:
9:00~18:00(月~金)
※FAXは24時間対応

お申込み・お問合せフォーム

住所

〒810-0001
福岡市中央区天神4丁目8-2 天神ビルプラス8F
 

代表

山内 修

プロフィール紹介

サービス対象業種とエリア

「経営者の学校」

福岡市中央区天神で、経営者が学ぶ学校を運営しています

詳しくはこちら (外部サイト)

→人気ブログをクリックして頂きますと元気が!