「経営指針書」 平成21年6月13日

皆さん、こんばんは。

昨日は、福岡県中小起業家同友会の「経営指針推進担当者会議」に参加してきました。年2回の「経営指針作成セミナー」（2泊3日）に向けて、事前の導入編の勉強会「あすなろ塾」（1日）を如何に運営していくのか。本部の皆様方の事前の準備をもとに、各支部の推進担当者が意見を述べていく形でしたが、どうも決まった形が確立できていないようです。

同友会はまだ入会して、間が無いのですがどうも「勉強させていただく」というよりも、「共に勉強する」、又は「お手伝いさせて頂く」事の方が多くなってくるような気がしました。経営指針書作成においても、同友会の有志が中心になって運営をしており、どうも決まった形は無いようです。理念が中心になっており、さらに経営計画も経営分析が中心になっているような気がしました。

ここは一つ、革新をする必要があるような気がしました。これだけの組織で、これだけの企業が所属しているのに、確固たる指針が構築できていないのは問題です。すばらしい経営指針書を作成し、成功している企業も沢山あるのですが、一方で赤字に苦しんでいる企業も多いようです。

ところで、今日は午後から散髪に行きました。
（少ない毛を上手く調整できたらよいのですが、、、笑）

その後、事務所で来週のセミナーの準備をしております。

今度の「アクロス・ジョイントセミナー」は、４月に行った「経営を良くする会」（４月２８日）の続編になります。参加者も共通の方も多いかと思われますので、内容を少し変える予定です。基本はランチェスター戦略が中心ですが、前回は早く結果を出して欲しいとの思いから、「マーケティング」（「営業戦略」、「顧客戦略」が中心でした。

今回は、実はその前の段階の「目標・ターゲット」の決め方に重点を置いて行きたいと思っております。即ち、「商品戦略」や「地域戦略」、そして「業界・客層戦略」の決め方になります。幸い、最近いくつかの成功ｊ事例が出て来ておりますので、事例を中心にお話をさせて頂きます。商品や地域の選択も、マーケティングと共に一貫した「弱者の戦略」が取られますと、成果は「掛け算」でよくなります。ですから売上が倍増することも十分可能です。

例えば、

実際、私のクライアント様でもここ半年間で売上が倍以上になった事例が3件程出てきております。全てはお話できないかと思いますが、ランチェスター戦略はこの大不況の中でも有効です。

実は、前回のセミナーでお話させて頂きました内容を確実に実行をしていただければ、一定の成果が出るのですが、１回のセミナーで完全に理解されることは難しいと思います。内容が戦略分野になると、何度も何度も繰り返し反復学習が必要です。そういう意味では、今回のセミナーを再度受講されることはきっとプラスになると思います。