福岡 博多 天神 経営コンサルタント 小売業・飲食業・サービス業の経営者・後継者をサポート
昨日は、久しぶりに自宅で、ゆっくりしました。過去に録画したDVDを観ました。その中にはお気に入りのDVDもありますが、最後に先週録画したものを観ました。(全て、「一豊の妻」が録画してくれています。)
それは、「カンブリア宮殿」の先週のものでした。 ヤマダ電機の山田昇社長が出ているもので、本番を少し観ていたのですが、「本音は語らないだろう」とそのままにしていました。不要なものは消しますよ!と一豊の妻から言われていたので、改めて観ることにしました。
率直な感想を言わせていただくと、「当分、ヤマダ電機の一人勝ち!」が続くだろうということです。しかし、
私は元来強いものが嫌いで、ヤマダ電機に対して「誤解」をしていました。
その強さの秘密は、
1、創業時の戦略がすばらしい。
2、独立後、店舗を拡大していく中で地域家電店の限界を知り、一旦拡大した店舗を縮小したこと。←ここがポイント
3、コジマ電機との上州戦争では、「徹底サービス」で対抗したが、「安値」に全く対抗できずに苦戦した。
4、ヤマダ会長は現在も「チラシ制作部隊」の会議には自ら参加している。
一方は、会長自らがチラシ制作に参加している訳ですから、「勝てるはずがない!」ということです。特に、最初の全体の企画」と、「最終校正」における「売価」のチェックは非常に大事です。
最後の決め手は、このチラシを見て「自分なら買うのか?」ということです。
5、毎朝の出勤時間は6時45分で、幹部はその前に既に出社している。
成功している経営者の多くは、「早起き」です。
まずは、ここから負けていませんか?9時前に「のこのこ」出社して、「不景気だ」、「大型店が安すぎる」と嘆いている暇があったら、早起きをして「弱者の戦略」を徹底して下さい。
いいことばかりを並べましたが、このようなヤマダ電機もまだ全体の家電需要の20%前後しか確保しておりません。
(国内の家電需要は約7兆円、ソフト、周辺機器を含めて約10兆円)⇒ヤマダ電機の前期の連結売上は約1.8兆円
まだ、残り80%の需要があります。
一方、公正取引委員会による「ヘルパー問題」(独禁法違反)に対しては、業界最大手で、小売業で国内3位の企業としては当然対策が必要になってきます。
メーカーに対する「ヘルパーのお願い」は、家電量販店では当たり前の慣習になって来ました。しかしながら、「ヘルパーの強要」となると問題があります。
一般的に、業界1位になるとヘルパーが集中します。なぜなら、メーカーもヘルパーを1位の量販店店舗に入れることで、「情報収集」と「自社商品の販売」が出来るからです。
1週間の実績や土・日の自社の売上と競合他社の売上をしっかり調査して帰るのです。そして、月曜日の会議に報告するのが慣習です。熱心な営業マンは、自ら店舗に調査に来たり、自ら販売応援をします。
また、中堅のメーカーは、優秀な販売員を入れることで、商品を決めていないお客様を自社の商品へ誘導します。
今後、ヘルパーが確保できなくなると人件費が膨らみ、当然「販売管理費」が上がるので粗利益確保のため、今までのような安売りが出来なくなってきます。
「店舗開発」と「品揃え」に関しましては、実はもっと「上」がいます。
郊外店舗(ロードサイド)では、「ケーズ」がヤマダより4%前後ローコストな店舗を作るノウハウを持っています。当然、この分が価格で優位に戦えます。⇒家電量販店の平均粗利益は20%前後である。
一方レールサイド店舗では、「ヨドバシ」がヤマダより「品揃え」で1歩先を行っております。ヤマダの都市型店舗は、基本的にヨドバシのコピーですがまだまだ中身が伴っておりません。
この差は、当分埋まらないと思います。なぜならこれは、「戦略」の違いだからです。そして、「仕組作り」が出来ていないからです。さらに、最後は教育の差です。早くて、4〜5年はかかるのではないでしょうか?
最後に、このようなヤマダ電機やケーズ、ヨドバシに負けないためにはどうしたら良いのでしょうか?
まずは、お客様に「不便をかけない」ように、大手量販店より早く開店しましょう。
そして、大手量販店より遅くまで店を開けておきましょう。
先程のお客様より「修理」や「取り扱い」の連絡がありましたら、特別の用事が無ければ最優先ですぐに訪問しましょう。「ついでに来てください」というのは、実はすぐに来て欲しいのです。これは、大手家電量販店では出来ませんので、必ず喜ばれます。
年配のお客様には、家電以外の役に立つサービスを実施しましょう。
次に、「感謝を表しましょう」
購入したお客様には、必ず「お礼状」を書きましょう。そのフォームは定型パターンで良いのですが、宛名と一言は手書きで書きましょう。出来たらその日のうちに書いて、その日のうちに投函すると効果が大きいようです。
年に4回は、「忘れられない」ように定期的なお便りを書きましょう。これも、自動的に
出せるように「仕組み」を作っておきましょう。お客様に忘れられないようにするためには、実は、「こちらがお客様のことを忘れないようにすること」が大事です。
※ここまでを行えば、まず「流出客」が減ってきますので、経営は徐々に改善をしてきます。そして、「お客様」の数が徐々に増えてくれば、売上は自動的に上がってきます。
営業戦略の4段階は、次の機会にお話いたします。
それでは、頑張って下さい。
「原理原則」通りにやれば、意外と簡単に売上はアップします!
※出来たら、その後に「戦略」の勉強をされることをお勧めいたします。
継続的に売上がアップして、「利益」が出るようになります。
売上アップの5原則
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つまずいても数歩前に進んでいます。そこから立ち上げれば、さらに前に進めます!
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