福岡 博多 天神 経営コンサルタント 小売業・飲食業・サービス業の経営者・後継者をサポート
最近は、医療機関からのコンサルご依頼や、母の入院で医療機関への
関心が強くなってきました。
■先日の日経新聞(8月24日)朝刊に、次のような記事が掲載されていました。
「患者の呼び方」
「様からさんへ揺り戻し」
特に自分自身が、最近は大学病院や救急病院、そして地域の総合病院へ
出入りすることが多くなって感じることは、以前に比べて「接遇マナー」が
非常によくなっているということです。
◆これも、厚生省が2001年に出した「医療サービスの質の向上に関する指針」の
影響が大きいと思われます。
企業研修会社による「患者接遇マナー研修」の成果の結果だと思われます。
しかしながら、現場では見直しの機運が高まっております。その理由は、
(1)「違和感がある。」
(2)「モンスターペイシェント(怪物患者)」を誘発した。
(3)職員への暴力や暴言が多発している。
(4)呼び方が直接の原因とはいえないが、立場をことさら強調して周囲に
迷惑のかかる言動や振る舞いを助長している可能性がある。
(5)治療に取り組むのは患者自身で、医療者は支援をする立場、「様」付けだと
患者と対等になりにくく、率直な意思疎通が図れない。
◆歯科医師向けの月間経営雑誌「アポロニア21」が実施した患者1000人を
対象としたアンケート調査によると(03年)
<患者を「様」付けで呼ぶことに対する意見>
(1)「何とも思わない」・・・・40.1%
(2)「違和感を覚える」・・・・38.4%
◆藤枝市立病院が01年にまとめた外来患者に対するアンケートでは、
⇒「様」に好意的な意見は「さん」の半分弱。
◆入院患者を含た02年の調査でも、
⇒入院患者は「さん」が69%と支持を集め、「様」は4%にとどまった。
⇒外来患者も前回調査と変わらなかった。
<オサムの言葉>
■以前に比べて、病院や医療機関の接遇は非常によくなりましたが、
行過ぎたサービスは逆効果を生みます。
患者との対等な信頼関係を構築しながら、患者が満足する呼称を現場で
よく議論をして決めるべきでしょう。そして、「業務規則集」にまとめて、
周知徹底を図りましょう。
現場を知らない「役所」や、「企業研修会社」の言いなりにならないように
気をつけましょう!
しかし、一方で「病院」も「経営」をやっていくためには、「お客様創り」が
基本にあります。
※但し、そのほかの小売業、飲食業、サービス業においては、やはり
「様」が基本でしょうね。
かつて、私が小売業に初めて従事した時に、お客様を「さん」と言って、
接遇のマネジャーにきつく怒られたことを思い出しました。
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