間違いだらけの新入社員研修！

「毎度ありがとうございます。□□会社△△店、

新入社員の○○でございます。」

この時期、電話口で良く聞かれる言葉です。

この時期は、多くの企業様で入社式も終わって、

新入社員が配属になってくるかと思われます。

企業規模にもよりますが、小売業や飲食業、サービス業の

場合、入社前教育があって、その後ＯＪＴによる教育が

行われます。

一通り、職場にも慣れて、挨拶も出来るようになると、

次に教えることは、電話応対の教育ですが、

新入社員に電話を取らせたらいけません！

実は、私も家電量販店時代に新入社員研修期間の中で、

このような電話応対をさせておりました。

しかし、これは良く考えてみると、本当にお客様の

ためになっているのでしょうか？

商品も会社の組織も、ましてやシステムも知らない

新入社員に電話を取らせても良いのでしょうか？

最近、私は間違っていると思うのです！

理由は簡単です。お客様にとっては、新入社員より

商品のことを良く知った、会社のことも良く解った

社員の方が助かるからです。

電話をして来られたお客様は、急いでいる方や問合せ等が

多いと思いますので、なるべく早く目的の部署や目的の

人につながるのがベストです。クレームの場合はなお更です。

ですから、電話の応対はその会社のことや商品のことを

最も知っている社員にとらせるべきです。

私のクライアント様で非常に繁盛している居酒屋がありますが

ここは外部からの電話は全て、女将が取るようになっております。

団体様のご予約等大事な電話が入ってくることがあるわけですから、

女将が取るようにオーナーが徹底をしております。

もしも、この対応を新入社員や入ったばかりのアルバイトに任せて、

予約がパーになったら、一気に数万から多い時は10万以上の売上が

逃げて行くわけですから大変です。

その居酒屋では、電話の応対とお客様のお見送りは、女将が

全てを担当しております。

ぜひ、参考にして下さい。

※全ての仕事を、「これをやるとお客様にとってプラスなのか？」と

自分に問うて見れば、結論は出てきます！

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