福岡 博多 天神 経営コンサルタント 小売業・飲食業・サービス業の経営者・後継者をサポート
皆様、こんにちは。
福岡は、今日は雨模様です。
ところで先ほど、ゆうちょ銀行に行って来ました。
福岡市中央区天神の福岡中央郵便局。ここでは
店頭でYahoo携帯のデモ販売が行われていました。
◆さすが、ソフトバンク様は自社のおかれている位置が解っているから、しっかり「弱者の戦略」を取っている。
テレビCMやチラシだけに頼るのではなく、このように直接お客に「接近戦」を展開しています。
◆一方、企業向けにも「新しいサービス」も始めて多くの
代理店が企業向け販売を強化しております。企業にとっても
社内の通話料が無料になれば、経費は随分と落とせます。
◆TVコマーシャルでは、ホワイトプランを前面に出して、
学生の取り込みに成功しております。当然ソフトバンク同士は
無料(時間制限ある)な為、友達同士、恋人同士、そして
家族も機種変更をします。最近は2台持っている人も増えて
います。明らかにシェアを伸ばしています。
⇒かつて、ADSL獲得で「モデムの無料配布」を行い、
量販店への高額報奨金で、シェアを一気に奪ったように。
◆「経営戦略」がしっかりしているから、経営方針がぶれない。
そして、「戦術」も一貫しております。
この調子で行けば、早ければ3年、遅くとも5年で業界シェアは
大きく変わるでしょう。AUは時間の問題で、ドコモも逆転される
可能性がありますね。
経営については、いろんな話があり、中には怪しげな迷信があったり
しますが、そういう場合は一度原点に返って、経営の本質から
考え直してみることが必要です。
まず、利益性の原則について考えるとき、大事なことは、
会社という組織は、「粗利益で生きている」と言うことです。そして、
この粗利益はお客様からしか出ていない。こうしたことから、経営の
本質は、まずお客を作り出し、作ったお客を維持しながら、拡大して
いく必要があります。ですから、
■経営の目的は、「お客様創り」です。
そして
■経営の目標は、「戦略的1位作り」にあります。
※戦略的1位とは、(1)シェア1位、(2)市場占有率26%、
(3)2位との間に10対6以上の差をつける。
◆例えば、家電流通においては、ヤマダ電機が業界1位ですが、
実はまだ戦略的1位になっていません。家電需要は、携帯やPCを
含めると約12兆円前後と言われておりますので、3兆円で約26%に
なり、「強者の条件」を全て満たします。
ですから必死にベスト電器を狙っているのです。
◆実は、現在の大手家電量販店は全て「弱者」なのです!
ヤマダ電機もエディオンもヨドバシカメラも全て「弱者」です!
いわんや、かつての家電量販店ナンバーワンのコジマやベスト電器も
全て「弱者」です。
◆その中で、自社が「弱者」と認識して、「戦略」をしっかり持っている
会社だけが、現在「勝ち組」と言われております。
⇒ヤマダ、エディオン、ケーズ、ジョーシン、このあたりが、「勝ち組」の
仲間でしょうか。ビックは微妙ですね。 この勝ち組に共通することは、
ある程度、「お客創り」が出来つつあるということです。
◆今日の日経流通新聞によりますと、
「コジマ、全都道府県に店舗」
松江開業で「空白区」消える!
とありましたが、これなど果たして何の意味があるのでしょうか?
1店舗だけの県が19県もあるそうです。効率面から考えたら
非常に不可解。経営者の自己満足ですか?
◆全国の系列を含めまして家電店を経営されていらっしゃる
方へ。安心してください!
あなたの会社(又は店舗)が、
1位のサービス、
1位の地域、
又は1位の客層
のいずれかを実現できれば、十分大手家電量販店と互角に
戦えます。場合によっては、勝つことも可能です!
小さい会社ほど、できる限りこの3つを絞って戦うことが大事です。
たとえ、大手家電量販店といえども「弱点」はあります!
そして、あなたの会社にも「強み」が必ずあります!
気が付いていないのか、本気で調査をしていないだけです。
⇒朝から晩まで、競合店の調査をしたことがありますか?
⇒1週間、毎日競合店に、調査に行ったことがありますか?
⇒競合店の店長のこと(名前、年齢、性格、趣味)を知っていますか?
⇒競合店のポイントカードを作って、試しに商品を買ったことが
ありますか?
(私は、実際にやってきました。朝の8時から夜の9時まで)
「孫子の兵法」はご存知ですよね? (相手を知って、己を知れば、、、)
(「競合店調査」で当然、押さえるべきもの)
⇒売場坪数、人員、売上、粗利益、売上構成、品揃(プライスゾーン、
プライスポイント)、主要商品の売価、配達システム、接客技術、商品知識、
保証内容、故障時の対応、長期保証内容、客数、客層、客単価、その他
◆これらの調査は、定期的に実施することが大事です。競合店別に
ファイルして動向を定点調査することが大事です。
さらに、1週間に1回は競合店に行って直近の状況を見ていないと
取り残されてしまいます。
◆そして、「競合店」がやっていて、良いことは自店でも実施しましょう。
相手の弱点ばかりを見て、「たいしたことない!」と言う方が多いの
ですが、弱点は逆に徹底的に攻めることが大事です。
「商戦」と言うように、経営は一種の戦争ですから。相手に勝たないと、
負けてしまいます。負けると、撤退か倒産です。
◆何度も言いますが「競合」に勝つには、相手の弱点を突きながら、
自社の強みを目立つようにすることです。
これは、野球、相撲をはじめ全てのスポーツやその他の競技に共通する
ことです。但し、反則はいけませんが。
但し、そのためには「弱者の戦略」を本気で勉強しないといけません。
★最後に、
◆「経営戦略」とは、「全社的な経営競争の勝ち方、ルール、知恵」に
なりますが、目先の「戦術」だけに目を奪われないようにすることが
大事です。ポイントは、「全社的」と言うことです。
◆どんな大きな会社にも「弱点」があります。そして、どんな小さな会社にも
「強み」はあります。但し、業歴の浅い会社は、「戦略」をしっかり立てて
「本気」で取組まないと大変なことになります。
なぜなら、「お客様」が、もともといないからです!
★改めて、「経営の目的はお客創り」です。
そして、業績を良くするには1位の商品・サービスを作るか、あるいは
1位の地域や1位の客層・業界を作る必要があります。
◆本気で「経営戦略」を勉強したい方は、ぜひ当事務所が主催する
勉強会に参加されることをお勧め致します。
昨日は、県外からも参加者があって「満席」でした。
★昨日の「顧客戦略」セミナーの様子
この4月に讃岐うどんの店を大手門にオープンする予定のS様、
近日中にお好み焼き店をオープンする予定のN様、そして創業68年の
婦人服店を改装して、新規一転勉強に来られたT会長、第二創業に
向けて勉強に来られたK取締役、自分の商品を開発に来られたS様
皆様熱気にあふれた眼差しでディスプレイをご覧になっております
◆今後のセミナーの予定 ⇒
◆「戦略★社長塾」の内容 ⇒
◆「顧客戦略」の内容 ⇒
今日は以上です。
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■ランチェスター・セミナー
定員:各5名様
※「体験受講」もできます。
※早朝、午前中、午後、夜間と豊富な時間設定。
※料金も見直しを致しました。
社長塾(セミナー)案内
1、まずは、竹田陽一先生の
DVDを一緒に見て頂きます。(約15分から20分)
2、DVDを一旦止めて「解説」をさせて頂きます。詳しく「図解」をしたり、「事例」を紹介させて頂きます。 これでさらに理解が深まります。
3、以上を数回繰り返していくことで、理解がより深まります。
当然、質問は「大歓迎」です!実践豊富な「現役コンサルタント」がその都度「具体的」にお答えを致します。
人数が少ないので、「一方通行」のセミナーとは違って、多くの「気付き」が得られます。
★「経営戦略」を研究すると、単なる改善とは違って、競合他社に対して圧倒的な差別化が出来ます。
★自分で「戦略」を構築できる力がつきますので、今後の経営に自信がつきます。
山内経営株式会社
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